交通事故における過失割合は誰が決めるのか・・・
警察それとも保険会社?
原則論的なことを除き、
一般的には被害者の保険会社と相手の保険会社が協議をして決めています。
他方では、交通事故直後に警察が現場に到着し、事故の状況を調べ、実況見分を行い、供述調書を作成するなどの捜査を行うので、
警察が決めているのではないか、と思いがちですが、それは間違っております。
実際に起きた交通事故で、裁判所が判決で示した責任の割合をもとに保険会社が「過失割合」を決めているのです。
では、裁判例を保険会社は何で確認をしているのか・・
交通事故の「過失割合」を決めていると言われる書籍があります。
判例タイムズ社が刊行している、東京地裁民事交通訴訟研究会編「別冊判例タイムズ38号 民事交通訴訟における過失相殺率の認定基準(全訂5版)」(2014年)です。
こちらには、自動車対自動車、自動車対歩行者といったさまざまな事故において、どのような状況で事故が発生した時に、
「過失割合」が何対何になるかといった情報が、細かく類型化されて記載されています。
*事故形態における具体的な「過失割合」は他の投稿にてご案内させていただきます。
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